商いとは飽きないこと

2019/07/22
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

うーん。

やっぱりこっちの方がいいかな？

ここだけちょっとかえてみようか。

うーん・・・

微妙。。。

どうしようかな、、、

ここ数ヶ月。ホームページのリニューアルについて考えています。
このメルマガでも何度かお話をしたと思いますが、最近もこのことがずっと頭から離れません。

寝ても覚めても新しいホームページの構想やデザインのことばかり考えてしまいます。

先日ももう何度も作ったデザインをもう一度確認していたんです。

そしたら、なんか今とそんなに変わってないなーということが無性に気になり始めてしまいました。

もちろん、これは意図があって変えないようにしているのですが、なんかリニューアルなのに代わり映えしないのはどうなんだろう？という変な気持ちが頭をもたげてきたんです。

それで、ちょっと今までと変えたデザインを作ってみたんです。

個人的にはまあまあいいかな？と思えるものだったので、早速Motoにも見てもらったんですが・・・

Motoの反応はイマイチ・・・

Moto「うーん。なんかここだけ違和感があるかな」

僕「やっぱり？」

Moto「自分がいつも今のサイト見ているからかもしれないけど・・・」「なんかここだけ入れるとこないからドン！って詰め込んだような感じがする・・・」

その反応を見て、僕はとても反省したんです。

「やっちまったなー」と。

というのも、今あなたが見てくれているこのサイトは初めて作ったのは５年ほど前になるのですが、それから様々な改善をして今の形になっているんです。

それこそ、トップページの写真や文章、画面のレイアウトや構成、文字の色やデザインまで。ありとあらゆることをテストして試して上手くいったものを残して上手くいかなかったものは切り捨ててきました。

なので、今のサイトはそれこそ５年間の集大成と呼べるもの。

だから、当時作ったばかりの頃に比べるとかなり見やすく使いやすくなってきていると思います。
（もちろん、まだまだ改善すべきところはたくさんあります！）

一方、当たり前ですが、僕らは毎日このサイトやページを見ています。
それこそ１年３６５日、１日何分も何十分も時には何時間も見ています。
（もしかしたら、このメルマガを読んでくれている方の中にも同じくらい見てくださっている方がいらっしゃるかもしれませんが　笑）

そうすると、一つ良くないことが起こるんです。

それは
「飽き」

ずっと同じものを見続けていると上手くいっているのにも関わらず、効果があるのにも関わらず、無性に何か目新しいことをしなきゃいけないんじゃないか？と思ってしまったりするんです。

でも新しいこと、というのは魅力的でエキサイティングな反面。それが上手くいく確率はとても低いんです。

僕らも今までサイトのテストをいろいろとやってきましたが、自分たちがいいと思ったことが上手くいったことはほとんどありません　苦笑
むしろ、失敗することの方が圧倒的に多いんですね。

だいたい２勝8敗。よくて３勝7敗くらいです。

それでもその２勝、３勝が全体に与えるインパクトはものすごく大きいので、絶えずテストや改善を繰り返すんです。

こうして、今まで長いこと積み上げてきたものがあるのに、今回僕は自分の「飽き」に誘惑され、今までと違ったことを安易に取り入れようとしてしまったんです。

もちろん、Motoの反応を見てから、速攻で元に戻しましたが　笑

そして、これは何もホームページのデザインだけでなく、仕事上のありとあらゆることに当てまります。

自分たちがいつも見ている商品

自分たちがいつも見ているお店

自分たちがいつも見ている広告

新しいことを取り入れることが時には必要なこともありますが、上手くいっていることは飽きずにやり続けるということはもっと大切だと改めて感じた今日この頃です。

「商いとは飽きないことである」

誰が言ったかは忘れましたが、この言葉を腹に落として、今日も仕事に励んでいきます！

「商いとは飽きないこと」への2件のフィードバック

匿名 2019年7月22日 6:35 午前

浜松からいつも応援しています。今日は休みとって主人と息子(大学院生で秋色も終わったので)と、行きたかったスタバリザーブロースタリー中目黒に向かっています。もちろん、大阪で「いきものががり」ファンクラブ限定のコンサート前に西宮阪急で購入させていただいた「ナチュラルラウンジ」なおしゃれな羽の絵のついたストール持参してます。

返信 ↓
1. 山崎拓 投稿作成者2019年7月23日 4:43 午後
  
  コメントありがとうございます！
  スタバリザーブロースタリー中目黒いいですね！
  僕は行ったことがないので、今度東京に行ったときにはぜひ訪れてみたいです。
  あのストールも使っていただきありがとうございます！
  爽やかなデザインできっと中目黒の町並みとも合うと思います^^
  いつも応援、本当にありがとうございます！
  山崎
  
  返信 ↓

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。